商品のストーリー〜ブレンド精油 編〜
「日本の森林の香りを、日常生活の中でより身近なものにしたい。」
そのような想いで、ブレンド精油の開発を行ってきました。
これまでの記事で紹介してきた、吉野ヒノキ精油、北山スギ精油それぞれの良さを活かし、かつ日常シーンでの利用がイメージしやすいブレンド精油を生み出そうと、ブレンドする精油の種類、量などを調整しながら10回以上の試作を繰り返してきました。
当初は、日本の森林の精油をメインとすることから、ブレンドする精油も、国内で生産された精油(他の樹木や、花、柑橘類など)を使おうとブレンドを行っていましたが、モニターアンケートの結果を踏まえて、大幅な改善を行うことに決めました。
森林の精油に、花、柑橘など異なる種類の精油をブレンドすると、特性の違いが大きいことから香りのばらつきが出てしまった他、森林の香りよりも、ごく少量ブレンドしている花や柑橘の香りの方が、(一般的に身近なためか)印象として強くなってしまいました。
「森林・里山の価値や魅力を高めていく」というプノントイの役割に立ち返った時に、今回であれば、吉野ヒノキ、北山スギを主役として、いかにその魅力を引き立たせるメンバー(精油)を集め、香りのブレンドを生み出すか、という点を強く意識して、ブレンドの改良を行ってきました。
その結果、1種類目として、吉野ヒノキをベースに、北山スギ、青森ヒバをブレンドした、木の深みと落ち着きのある香り「くつろぎエッセンシャルオイルブレンド」を商品としました。
青森ヒバ精油は、青森森林組合連合会で蒸留しているものを使用しています。
2種類目として、北山スギをベースに、吉野ヒノキ、サイプレス、シダーウッド、ローズマリーをブレンドした、木の清涼感と爽やかさのある香り「すっきりエッセンシャルオイルブレンド」を商品としました。
サイプレス、シダーウッドは海外の樹木ですが、共にスギの香りに深みをプラスするものとなっており、ローズマリーは清涼感をアップするにあたりブレンドしました。
このような試行錯誤を経て誕生した今回のブレンド精油ですが、ぜひ香りをお試しいただき、感想をお聞かせください。
くつろぎエッセンシャルオイルブレンド・アロマペンダントセット