【訪問レポート】人と自然がつながる場所。ラベンダーパーク多可を訪ねて

こんにちは。Phnom Toiスタッフの志知加奈です。

先日、私たちがラベンダーピローミストでお世話になっているラベンダーパーク多可(たか)さんを訪問してきました。
ふんわりとやさしい里山の香りに包まれて、自然の心地よさを思い出した時間でした。

やさしい時間が流れる、ラベンダーの丘

兵庫県多可町にあるラベンダーパーク多可は、
地域の方々の手によって1からつくられた、ラベンダーの丘です。

この場所のすごいところは、もともと自然のままだった土地を開墾し、土を改良し、ラベンダーが育つ環境をゼロから整えてきたこと。
ときには、せっかく植えたラベンダーが枯れてしまったこともあったそうです。

それでも、自然と向き合いながら少しずつ学び、挑戦し続けてきたこの場所には、
人の想いと手間が重なって生まれた、やさしい景色が広がっていました。

丘の上で深呼吸。心がほどける景色

ラベンダーパークはなだらかな丘陵地にあります。
訪れた日は、まだ花のシーズンではなかったのですが、
園の上の方まで登っていくと、広がる空と山並み、そしてこれから咲くラベンダー畑の広がりに思わず深呼吸。

風に乗って届くほんのりとした香りと、心洗われるような景色に、
「ここで育つラベンダーだからこそ、あんなにやさしい香りがするのかもしれない」
そんな風に思いました。

香りのちがいも楽しめる、たくさんのラベンダーたち

園内には、実は複数のラベンダーの品種が植えられています。
その中でも特に印象に残ったのが、「ラバディン種」のラベンダー

爽やかさの中に、深みのある香りが感じられて、
鼻から入った香りが、そのまま心の奥にすっと届いていくような感覚がありました。

「同じラベンダーでも、こんなに香りが違うんだ」と、
植物の奥深さを改めて感じさせられる体験でした。

館長さんに案内していただきました!

 

ラベンダーの命を閉じ込める、ていねいな蒸留

このパークでは、ラベンダーの栽培だけでなく、蒸留による精油の抽出も行われています。
使用されているのは、水蒸気蒸留法という昔ながらの方法。

熱した水の蒸気をラベンダーに通し、香り成分を取り出していく方法ですが、
どのタイミングで、どんな条件で行うと香りが最も引き立つか――
職員さんたちは、何度も試行錯誤を繰り返して、より質の高い精油づくりを追求されています。

ラベンダーが過ごしてきた季節や、その年の気候によっても香りが変わる。
だからこそ、「同じつくり方」は通用しない。
その年、その一滴に向き合う真摯な姿勢に、香り以上の“想い”を感じました。


香りとともに、伝えたいこと

Phnom Toiがピローミストとしてお届けしているのは、
ラベンダーという植物のやさしさと力強さ
そして、それを支える人たちのていねいな仕事とまっすぐな想いです。

自然に寄り添いながら、誰かの暮らしに寄り添うものをつくる。
そんなラベンダーパーク多可さんの取り組みに、私たちは深く共感しています。

これからもPhnom Toiは、香りを通して、人と自然、人と人がやさしくつながるきっかけをつくっていきたいと思います。

播磨ラベンダーピローミストの詳細情報はこちら

ラベンダーパーク多可の詳細はこちら
ラベンダーパーク多可 公式サイト

まとめ

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