商品のストーリー〜京都クロモジ精油 編〜

クロモジという木についてご存知でしょうか。

クロモジは、高さ1〜5mほどの落葉低木で、本州〜九州などの里山で見ることができます。枝や葉をちぎると甘く爽やかな香りがし、和菓子のようじの他、お茶や、石鹸の香料などに使われてきました。

©︎takashigedaisuke

 

一見目立たない木なので、里山のなかで「雑木」として扱われてしまうこともあるクロモジですが、その香りの良さが近年注目されつつあり、精油やアロマスプレー、化粧品などでも使用されています。

 

北山スギ精油の記事でもご紹介した、京都京北にある「杉乃精」の工房では、京都宮津市の世屋高原にて地元の高校がクラブ活動とし間伐したクロモジなどを使用し、精油を作っています。

 

クロモジの枝葉を数週間乾燥させて粉砕したものを蒸留することで、ややスパイシーで甘みの感じられる香りの精油となっています。

 

プノントイでは、クロモジの香りを通じて里山や林業の新たな可能性を広げたいと考え、「京都クロモジ精油」として商品としました。

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